予約の際の注意事項
大腸カメラ検査は予約日の3日前までに事前診察を受診する必要があります。
大腸カメラ検査は8日先以降から予約が取れます。
予約日の3日前までに内科の事前診察を受診していない場合は自動キャンセルとなります。
大腸カメラの仮予約後、すぐに事前診察の予約をお取りください。
胃ポリープとは、胃の粘膜の一部が「いぼ」のように膨らんだ状態をいいます。胃ポリープには大きく分けて「①過形成性ポリープ」「②胃底腺ポリープ」「③腺腫性ポリープ」の種類があり、緊急性のない良性のポリープもあれば、将来がんになる可能性のある悪性のポリープも含まれています。
胃ポリープのほとんどに症状はありません。頻度は少ないですが、過形成性ポリープの場合は貧血をおこすことがあります。
胃ポリープは主に以下の種類があり、それぞれ原因や対策が異なります。
過形成性ポリープは、ピロリ菌に感染した胃に多くみられます。30代を過ぎると加齢とともに増加する傾向にあり、ごくまれに悪性化(がん化)する可能性があります。
女性に多いポリープで、ピロリ菌の感染がない綺麗な胃にみられます。がん化はしないとされており、経過観察で様子を見る場合がほとんどです。
胃の粘膜の萎縮が進んだ人にみられるポリープです。
腺腫性ポリープの場合、放っておくと胃がんに進展する可能性があります。まれに、過形成ポリープでもがん化することがあります。経過観察と、必要に応じて切除(手術)を行います。
胃ポリープの検査として、X線検査・内視鏡検査があります。また、ポリープが見つかった場合、それが良性か悪性かを調べるための検査として「生検」があります。生検では、組織の一部を採取し顕微鏡を用いて検査をします。
スネアという器具をポリープに引っ掛け、輪っかを閉めて電流を流してポリープを切除します。
平たく広がったポリープの場合、ポリペクトミーでは切除が困難な場合があります。EMRでは、生理食塩水を注入し人工的に隆起を作りポリープを切除します。
刺激の強い食べ物(辛いもの)を避ける、ストレスをためないなど 胃の負担を減らすことが大切です。また、過形成性ポリープはピロリ菌に感染した胃に発生しやすいため、ピロリ菌の除菌治療も有効です。
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