予約の際の注意事項
大腸カメラ検査は予約日の3日前までに事前診察を受診する必要があります。
大腸カメラ検査は8日先以降から予約が取れます。
予約日の3日前までに内科の事前診察を受診していない場合は自動キャンセルとなります。
大腸カメラの仮予約後、すぐに事前診察の予約をお取りください。
骨粗しょう症(こつそしょうしょう)とは、骨密度が低下して骨がスカスカになることによって骨折しやすくなる病気です。骨が脆くなると、躓いて手をついた、くしゃみをしたなどの僅かな衝撃でも骨折することがあります。特に手首、背骨、太ももの付け根、腕の付け根が骨粗しょう症による骨折頻度が高い箇所です。また、自覚がなく骨折が起こる「いつのまにか骨折」も多く、腰が曲がってきた、背が縮んだ、腰が痛いなどはこのいつのまにか骨折の可能性があります。 日本では高齢化の急速な進行に伴って患者数は年々増加しており、その数は2015年時点で1300万人と推測されます。(『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版』より) 骨折は部位によっては寝たきりになったり、施設入所の必要が出てきたり生活の質や生命予後にも関わってくる重大な病気です。
まずこの病気の患者の8割以上は女性です。 健康な骨では古くなった骨を壊す働きと新しい骨を形成する働きがバランスよく釣り合っています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、その働きに際して骨の破壊を緩やかにし、さらにカルシウムが骨から溶け出すのを抑える働きがあります。そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下すると骨密度が急激に下がります。それに加えて元々女性の方が男性に比べて骨が細いのも1つの要因です。
骨粗鬆症患者は圧倒的に女性に多く、特に閉経後の女性に多く見られるのは以上のような理由があるからです。この他に以下のような原因があります。
骨粗鬆症初期には痛みなどの自覚症状はほとんどありません。症状が進むにつれて背中や腰の痛みが出てきたり、背骨が曲がったり身長が縮むなどの自覚症状が出てきます。
骨代謝マーカーという検査で骨の新陳代謝の速度を測定します。このマーカーの高い人は骨密度の低下が早いので骨粗しょう症の危険性が高くなります。
骨に良い栄養素や、骨の破壊を抑制する薬、骨を作る薬などを内服薬や注射で摂取します。 その他に骨にいい食事両方、運動療法などを併用して行います。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど骨の形成に役立つ栄養素を多く含んだ食べ物を積極的に摂るようにしましょう。また、タンパク質の摂取量が減ると骨密度の低下を助長するので意識して摂るようにする必要があります。また、スナック菓子やインスタント食品、アルコールやコーヒーの多飲、塩分のとりすぎは控えた方が良いです。下記の食品を積極的に食事に取り入れましょう。
・牛乳、乳製品 ・小魚 ・干しエビ ・小松菜 ・チンゲンサイ ・大豆製品 ・鮭 ・ウナギ ・サンマ ・メカジキ ・イサキ ・カレイ ・キクラゲ ・椎茸 ・卵 ・納豆 ・ほうれん草 ・小松菜 ・ニラ ・ブロッコリー ・サニーレタス ・キャベツ
骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になるため、日常生活のなかで出来るだけ運動量を増やすと良いです。