予約の際の注意事項
大腸カメラ検査・胃カメラ検査の予約日即日検査はできません。
さくら医院の大腸カメラ検査・胃カメラ検査は原則事前診療を行います。鎮静剤を使用するか、既往歴や内服薬、抗凝固薬の確認、アレルギーの既往など問診を確認してからの検査となります。
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逆流性食道炎とは、胃酸や食物が食道へ逆流することにより炎症を起こす病気です。口や喉に酸っぱい感じや、苦い感じがこみ上げてくる自覚症状がみられます。胃には胃酸から粘膜を守るための機能が働いていますが、食道にはこの機能がないため胃酸にさらされると炎症を起こしてしまうのです。
逆流性食道炎は、胃食道逆流症の中の分類の1つです。逆流により食道の粘膜に炎症が確認されるものが逆流性食道炎となります。炎症がなくても自覚症状がある状態を「非びらん性胃食道逆流症」と言います。(※びらん…粘膜の炎症や減少)
逆流性食道炎 | 非びらん性胃食道逆流症 | |
---|---|---|
自覚症状 | 〇 ある |
〇 ある |
粘膜の炎症 | 〇 確認できる |
✕ 確認できない |
この病気にかかっている日本人は増加傾向だと考えられています。内視鏡における症状の確認数は1990年代より2000年代の方が増加しております。10人に1人が逆流性食道炎だと予想されています。ピロリ菌の除菌によって、胃酸を分泌する能力があがったことが理由の1つとされています。
以下の人は胃腸器官が圧迫されやすい為に逆流しやすくなります。
胃カメラ(内視鏡検査)によって食道粘膜の炎症、ただれ具合などを観察します。
基本的に薬での機能改善を試みます。主な薬の種類は
などがあります。また、逆流性食道炎は自覚症状がなくなっても食道の炎症は残っている場合があるため、治療を継続することが大切です。もし薬による治療で効果が得られない場合、もしくは長期の薬の服用が必要となる場合などは手術を行う場合もあります。
胃酸の分泌を促進するものは基本的に避けましょう。
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