予約の際の注意事項
大腸カメラ検査は予約日の3日前までに事前診察を受診する必要があります。
大腸カメラ検査は8日先以降から予約が取れます。
予約日の3日前までに内科の事前診察を受診していない場合は自動キャンセルとなります。
大腸カメラの仮予約後、すぐに事前診察の予約をお取りください。
急性膵炎とは膵炎の突然の炎症で、膵液に含まれる消化酵素によって膵臓自体が消化されてしまうことによって膵臓や関連する器官に急激な炎症が起こります。健康な状態であれば、この消化酵素は摂取した食べ物にだけ働きますが、急性膵炎の状態ではこの機能が上手くコントロールできずに膵臓自身を溶かしてしまいます。軽度のものから命に関わる重度のものまでありますが、症状の軽い重いにかかわらず通常は入院が必要な病気です。急性膵炎は軽症であれば死亡率は5%以下ですが、重症化すると死亡率は10〜50%にまで上がります。
急性膵炎の原因で最も多いのは飲酒によるアルコール性のもの、この次に多いとされるのが「胆石」による胆石性です。大部分はこの2つで占められており、男性に多いのがアルコール性、女性に多いのが胆石性その他に原因不明の突発性のものや薬剤によるもの、外傷によるもの、高脂血症によるものなども頻度は少ないですが見られます。
膵臓の消化酵素の成分の値が上昇します。体内の炎症の強さを示す値も高値となる場合があります。
超音波検査やCT検査などによる画像検査で膵臓の腫れや周囲に液体が貯留していないかなどを観察します。
短期入院して点滴を行い、痛みに対しては鎮痛剤を投与します。膵臓を休ませるために絶食しますが、食事摂取が可能なら脂肪分の少ない食事を開始します。
入院し、点滴による循環動脈の維持を行います。絶食は数週間にわたる場合もあり、必要な栄養は点滴で摂取します。重症な場合、集中治療室で常に循環管理や呼吸管理、血液浄化療法を行います。膵臓が細菌感染し化膿した場合は膿を排除するためにチューブを挿したり、壊死部分を切除する手術を行います。この時胆石症があれば胆嚢を切除する手術も行います。
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