予約の際の注意事項
大腸カメラ検査は予約日の3日前までに事前診察を受診する必要があります。
大腸カメラ検査は8日先以降から予約が取れます。
予約日の3日前までに内科の事前診察を受診していない場合は自動キャンセルとなります。
大腸カメラの仮予約後、すぐに事前診察の予約をお取りください。
胃もたれとは、胃の中の食べ物の消化が通常通り行われず胃に溜まってしまい不快感を感じる症状です。胃などの消化器の不調、消化されにくい食材の摂取、暴飲暴食などにより症状が現れます。加齢に伴って胃腸機能の低下、胃もたれを感じる人が増えてきます。
胃もたれをはじめとした消化器の不調は、年齢を重ねるごとに気になる方が増えてきます。それは誰にでも起こる身体の変化です。こうした不調は消化器に負担がかかっていることを教えてくれているサインでもあります。
場合によってはピロリ菌による慢性胃炎や胃がんといった病気によって症状が現れている場合もあります。症状が繰り返し起こっていたり、長期にわたって続く場合は「単なる胃もたれ」と思わず、医師による診断を受けましょう。
ピロリ菌とは「ヘリコバクター・ピロリ」という胃の粘膜に生息している細菌です。
主な感染経路は「経口感染」で、免疫力のない乳幼児期に、ピロリ菌に感染している親から感染したり、ピロリ菌に汚染された井戸水などを摂取することで感染する可能性があります。感染したまま放置すると「慢性胃炎」の発症につながります。慢性胃炎を放置していると徐々に胃の粘膜が萎縮していき、「萎縮性胃炎」になります。
また、ピロリ菌による胃の炎症によって「胃潰瘍」「胃がん」「十二指腸潰瘍」などの病気を発症するリスクも高まります。
ピロリ菌に感染するだけでは自覚症状はありません。ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌が作り出すアンモニアや毒素によって胃粘膜を損傷することで胃炎や胃潰瘍になり自覚症状が出てきます。除菌されない限りピロリ菌は胃の中にすみ続け、時間をかけて胃の粘膜を損傷していきます。
胃潰瘍や胃がん、胃炎の患者さんの多くはピロリ菌に感染しており、ピロリ菌が胃や十二指腸の炎症やガンの発症に関わっているとされます。
ピロリ菌の検査には内視鏡による検査、血液や尿を採取して行う抗体検査、検査薬を飲み1時間後に吐き出した息を調べる尿素呼気試験、弁を採取して行う便中抗原測定があります。
内視鏡検査に不安をもたれる患者さまも多いかと思います。当院では鎮静剤を適切に使用し、ウトウトとしている間に内視鏡検査を受けられます。喉からではなく、鼻から入れることで嘔吐反射が起こりにくい経鼻内視鏡検査も行っております。直接胃のなかを観察できるため、より正確な診断を行うことができます。
胃カメラ検査を受けられる際は事前に医師にご相談ください。
逆流性食道炎とは、胃酸や食物が食道へ逆流することにより炎症を起こす病気です。胃痛や呑酸に加え、胃もたれなどの症状を伴います。
逆流性食道炎について詳しく
胃の壁が傷つき痛みを伴ったり出血する病気で、悪化すると胃に穴が開く場合もあります。みぞおちから左脇腹にかけての痛み、吐血・下血などに加えて胃もたれなどの症状を伴います。
胃潰瘍について詳しく
主にピロリ菌による感染で胃に炎症が起こる病気です。胃痛や食欲不振に加え、胸焼けや胃もたれなどの症状が現れます。
慢性胃炎について詳しく
胃がんは初期症状はほとんどありません。進行すると胸焼けや吐き気に加え、胃もたれなどの症状を伴います。
胃がんについて詳しく
胃と小腸の間にある十二指腸の内面が胃酸や消化液で侵食されて炎症や傷が生じる病気です。みぞおちの痛みや吐き気に加え、胃もたれなどの症状を伴います。
十二指腸潰瘍について詳しく
消化器などの粘膜に炎症などの異常がないにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの症状が現れる病気です。ストレスや暴飲暴食、睡眠不足といったことが原因で自律神経の働きが乱れ、胃酸の分泌が過剰になります。胃痛を訴えて病院を受診した患者の4〜5割がこの病気と診断されています。
日本消化器外科学会 専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医の資格をもつ医師が診察いたします。
患者さまが出来るだけ苦痛なく内視鏡検査を受けられるよう丁寧な検査と正確な診断を目指しています。
内視鏡検査についてはこちら
当院の待合室は、パーテーションを設置した個別ブース式となっており、感染症の疑いのある方専用の待合室もご用意しております。また、待合室には空気清浄機を複数設置して換気の強化・飛沫感染の防止対策を行なっております。
さくら医院ではお電話またはWeb予約フォームよりご予約を承っております。予約がない方でも受診は可能ですが、予約優先で診療を行うため待ち時間が発生する場合がございますのでご了承ください。
24時間受付 Web予約
※本ページは情報提供ページです。本ページ内の医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
名古屋市では、勤め先などでがん検診を受診する機会のない名古屋市民の方を対象に、自己負担金500円で胃がん検診を実施しています。
ワンコインがん検診は期限が限られていますので、対象となっている方は忘れずにがん検診を受診しましょう。
詳しくはこちら